室内楽アンサンブルCicada新作アルバム『Seeking the Sources of Streams』を公開、FLAUよりリリース

BY Taiwan Beats

Cicada

作曲とピアノを担当するJesy Chiangを中心に結成された4人編成の台湾の室内楽アンサンブル。2010年にÓlafur Arnaldsのライヴのオープニング・アクトとしてデビュー、ファーストアルバムが台湾で大ヒットを記録し、2015年に「Ocean」でFLAUよりワールドワイド・デビュー。翌年にはグループの初期作をまとめたコンピレーション「Farewell」をリリースし、初来日ツアーも成功を収めた。

2回目となる来日ツアーを挟み、2019年に結成10周年を記念したアルバム「Hiking in the Mist」を発表。台湾のグラミー賞ともいわれる金曲獎 (Golden Melody Awards) の BEST ALBUM PRODUCER 賞にノミネートされる。

2022年年末には妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らが出演した映画「ある男」(監督:石川慶、原作:平野啓一郎)の音楽を務め、久々の来日公演も実現。


アルバム - Seeking the Sources of Streams(源流域を探し求めて)

台湾で絶大な人気を集め、中国・ロシア・日本での単独ツアーも盛況と、海外でもその支持が広がっている台湾の室内楽アンサンブルCicada。昨年は平野啓一郎原作・石川慶監督、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝ら出演の日本映画「ある男」のサウンドトラックを担当。ますますその躍進を続けるアンサンブルが新たな4人編成で送る新作アルバムは、もともと海をテーマに制作を続けてきたCicadaが、その源流を辿り、実際に山奥の渓谷を探索する長い旅=自己探求の時間を記録した作品です。

源流とは、はっきりと境界で分かれるような湖のようなものではなく、水たまり、季節ごとの流れや、岩や砂の孔によって形成されていることに気づいた彼らは、物事のありかたから目的や方向性といったものが消え、新しい多層的なものへ向かう可能性を象徴しているように思えたといいます。

源流だけではなく、キャンプ場での霧雨、テントに降り続ける夜半の雨、出発時の葉の上の露...山を形作っている雨と水は、このアルバムの中心的なテーマとなりました。静謐さと躍動感、多層的な音楽構成が見事な表題曲の長編を筆頭に、ピアノ、弦楽器、ギターに加えて、木管楽器、打楽器を新たに加え、源流のインスピレーションから表現の幅をさらに広げた本作。森にみられる様々な生物・静物のテクスチャー、自然の誕生と死のサイクル、森羅万象全てを受け入れるかのような神秘の表情を、内省的で美しいハーモニーとして現出させた意欲作となっています

1. Departing in the Morning After Rain
2. Birds and Moist Pine Needles
3. On the Way to the Glacial Cirque
4. Foggy Rain
5. Seeking the Sources of Streams
6. Encounter at the Puddle
7. Raining on the Tent
8. Remains of Ancient Trees
9. Forest Trail to the Home Away Home


BY Taiwan Beats
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