TAIWAN BEATS、台湾音楽の歴史とルーツを辿る3種類の「台湾ミュージックサマリーポスター」を全日本語で発行

Oct-05-2021

台湾音楽シーンの海外発信を推進する音楽マーケティングプロジェクト「TAIWAN BEATS」は、10月4日に、台湾音楽の歴史とルーツを辿る3種類の「台湾ミュージックサマリーポスター」をリリースしたことをお知らせいたします。

「台湾ミュージックサマリーポスター」
(1)21世紀以降の台湾ロックバンド系譜
(2)2000年代以降に台湾で活躍する音楽プロデューサー
(3)台湾の二大音楽賞:金曲奨、金音創作奨大事典


<入手方法>
ポスターは、紙と電子版でお求め頂けます。

(1)紙版

【お店で入手する】
誠品生活日本橋(東京・コレド室町2F)、丸福珈琲店 Good Old & New Edition (大阪・心斎橋PARCO4F)など日本国内のお店で配布いたします。配布店舗リストは別途、TAIWAN BEATSのSNSにてお知らせいたします。
(現在、ポスターの配布にご協力いただける店舗様を募集しています。ご協力いただける店舗の皆様は、お手数ですが以下のURLから必要事項をご記入の上、ご請求いただけますようお願いいたします。特設フォーム:https://form.run/@tbmap

【郵送で入手する】
TAIWAN BEATSのSNS(Twitter:@TaiwanBeatsJP/Instagram:@taiwan_beats_jp)をフォローの上、下記の請求フォームからお申込み下さい。

URL:https://form.run/@taiwanbeats-1631858395

(2)電子版

「Taiwan Music Days」特設サイト(https://www.taiwanmusicdays.com/)からPDF形式にてダウンロードが可能です。

それぞれのポスターについて

(1)21世紀以降の台湾ロックバンド系譜

メイデイ(五月天)、Cosmos People(宇宙人)、伍佰 & China Blue、No Party For Cao Dong(草東沒有派對)など、21世紀以降に台湾で活躍したロックバンド(解散済含む)を、約300バンド紹介します。

このポスターでは、「ロックの原点は歪みにある」という考え方に基づき、それぞれのバンドを表現するアイテムとして、アンプとエフェクターを選びました。アンプの中に入っているバンドは、後続のバンドにも大きな影響を与えています。バンド間の線は「影響力」あるいは「メンバーの重複」を、色は「音楽的要素が似ている」「似たようなコンテキストに属している」ことを示しています。大きな流れの中で、バンド同士のつながりや文脈を読み取る一助となれば幸いです。

(2)2000年代以降に台湾で活躍する音楽プロデューサー

S.H.E「奇幻旅程」など数多くのポップス作品を手掛けたワン ジピン(王治平)氏、草東沒有派對「醜奴兒」などインディーズ作品を手掛けるリー・シャオズー(李孝祖)氏をはじめとする16人の音楽プロデューサーとその特徴、背景、および代表作品を紹介します。

(3)台湾の注目音楽アワード: 金曲奨、金音創作奨大事典

台湾で最大の流行音楽を表彰するアワード「金曲奨(ゴールデン・メロディ・アワード)」と、インディーズ音楽を中心に独創性の高い音楽の創作を奨励する「金音創作奨(ゴールデン・インディ・ミュージック・アワード)」の歴史を紹介します。

当プロジェクトの背景

TAIWAN BEATSは、日本をはじめとした海外のみなさんに、現地ならではの発信をお届けするプロジェクトです。これまで、オウンドメディア、ソーシャルメディア運営およびミュージック・マガジンとのタイアップ企画など、多角的な視点から台湾の音楽情報をお伝えするための様々な挑戦をしてきました。こうした中、音楽そのものが持つ魅力と、歴史やルーツを踏まえたより奥深い情報を発信するべく、今回3種類のポスターを発行するに至りました。

当プロジェクトは、Taiwan Beatsチームと音楽評論家兼ラジオDJのマー・シーファン(馬世芳)氏、音楽評論家シャオシュー(小樹)氏、ラジオDJのゾウ・グァンピン(左光平)氏、現地音楽メディアで音楽ライターとして活躍するシーン・リー(李鑫)氏、中日翻訳には現地在住の翻訳家、黒田羽衣子氏らが参加。さまざまな関係者の協力のもと、厚い内容のポスターが誕生しました。

編集長 Brien Johnコメント:

「台湾と日本は、昔からつながっていますよね。音楽業界では、アーティストたちだけではなく、音楽ファンの皆さんとも多くの交流があり、国境を超えて影響し合っています。Taiwan Beatsの活動を通して、日本の音楽ファンの皆さんへ台湾音楽について紹介していると、よく『もっと詳しく知りたいです!』というお声を頂きます。加えて、日本の皆さんは紙の印刷物を愛する文化があるという情報がヒントとなり、今回の企画が生まれました。たった3種類のポスターに見えるかもしれないのですが、それぞれの形にまとめるまでに、複雑な関係性や情報を研究し、整理するために大変苦労しました(笑)その結果、これまで台湾にもなかったコンテンツが誕生しています。ぜひ多くの方のお手に取っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします!」

関連イベント「Taiwan Music Days 台湾音楽日々」開催

「台湾ミュージックサマリーポスター」のリリースと連動して、台湾音楽の多様性と知られざる魅力をお伝えするトークイベント「TAIWAN MUSIC DAYS 台湾音楽日々」を開催いたします。大阪編と東京編があり、どちらも無料でご入場いただけます。ぜひこの機会にお申し込みください。

<開催概要>

大阪編<会場/配信>
​トークテーマ :「台湾音楽プロデューサー」
日時:10月23日(土) Open 17:30/Start 18:00
場所:丸福珈琲店 Good Old & New Edition (大阪・心斎橋PARCO4F)
ゲスト:吉本秀純(音楽ライター)、土井コマキ(FM802 DJ)、中川和彦(Standard Bookstore)、Sonny Chang(MSI JAPAN OSAKA/台湾コーディネーター)
申し込みURL:https://www.taiwanmusicdays.com/osaka
協力:Harmony Fields、MSI JAPAN OSAKA

東京編<配信のみ>
​トークテーマ :「台湾ロックバンドの系譜」
日時:10月30日(土) Start 18:00
場所:日本橋誠品書店より配信
ゲスト:蝦名康平(音楽ライター)、中村めぐみ(Tapioca Milk Records)、Sonny Chang(MSI JAPAN OSAKA/台湾コーディネーター)
申し込みURL:https://www.taiwanmusicdays.com/tokyo
協力:Harmony Fields、MSI JAPAN OSAKA

Taiwan Beatsは今後も、台湾の魅力的な音楽の情報を発信していきます。当プロジェクトをよろしくお願いいたします。