體熊專科 Major In Body Bear、新たな台湾インストシーンに接触

関連ジャンル

キーワード

台湾のインストバンドと言ったらやはりエレファントジムだが、マスロック以外に注目が集まってるのが、台北発の4ピースインストゥルメンタルバンド「體熊專科 Major In Body Bear」(読み:メジャー.イン.ボディ.ベアー)。

jizue、LITEなどと共演し、轟音の凄みを押し出すオルタナティブな音、更に純粋で感情的なメロディーが特徴。音楽に対する「純愛」という言葉を信念に活動していて、今年四月に待望のデビューアルバム「Topic2: 關係 Relationship」をリリースした。同年、台湾インディーズ音楽賞の「金音獎 Golden Indie Music Awards」のベストロックミュージックアルバム作品賞に入賞した。

邦楽、ポストロックまたフュージョン等、様々なジャンルから産まれたニューロックサウンド。ピュアな音楽性を感じられるライブパフォーマンスに情熱を注ぎ活動している彼ら。念願だった来日ツアーも実現。「TOUCH」というツアー名の通り、彼らが描く音楽の風景や、台湾の新たなインストシーンにタッチしようか。

スパイスだもの。出演した模様。

ー體熊專科 Major In Body Bearの皆さん、ライブお疲れ様でした。初めて日本のミュージックフェスに出演できて、いかがでしょうか?

バオツ(Gt.):初めて日本のフェスに参加出来てとても嬉しかったです。今回参加したのはキャンプ系のフェスで、音響も出演の環境も凄く良かったと思います。兵庫県丹波市の「スパイスだもの。」は音楽.キャンプ.カレーを中心とするフェスなので、お客さんも家族の方が多いですね。規模はそんなに大きくなかったんですが、居心地がとても良くて素敵なフェスでした。

イファン(Piano.):一番印象深いのは、本番途中でひとりの子どもが「唐揚げ食べたーい」と、すごい大声で叫んだことですね。結果的に笑いながらライブ出来ました。

バオツ(Gt.):私たちの作品には「Little people in the woods」という曲があります。いつも最後の一曲として演奏してるんですが、まさか森の中でこの曲を演奏する夢が叶うなんて、不思議な気持ちでいっぱいでした。本当に来れて嬉しかったです。

スパイスだもの。の模様。

ー今夜は大阪公演でしたね。関西についてどう思いますか?

バオツ(Gt.):ライブしに来たのは初めてですが、イーファンは神戸の音楽専門学校に通っていた事があるので、日本語も喋れるし、MCもほとんど彼に任せました。イーファンは、台湾にいる時そんなに元気じゃなかったのに、関西に戻ったらエネルギー80%から800%になって、びっくりしました。

シードッグ(Ba.):本当に家に帰って来たみたいで、知り合いも多くて頼もしいです。

アンディ(Dr.):さすが世界のイーファンさん。

イファン(Piano.):また、昨日のフェスで少し弾き間違えた事を謝りたいです。実はあの時急に蜜蜂が寄ってきて、30秒くらい指に止まってて凄く怖かったんです。ごめんなさい。

ーこれからの活動に関しては、何か企画ありますか?

バオツ(Gt.):帰国したら、新曲を完成させつつ、来年のツアーの事も考えなければいけません。Major In Body Bearは春に新曲を発表するにが多いので、できれば台湾でも海外でもライブできるように頑張りたいです。

シードッグ(Ba.):その前に、香港のバンド話梅鹿 Prune Deer(読み:プルン.ディア)とのツアーライブですね。台北ではPIPE LIVEHOUSE、東京は青山のライブハウス「月見ル君思フ」で開催します。2本とも他国のインストバンドと対バンし、異なる文化を注いだ創作や演出表現から交流できる事をとても楽しみにしています。

イファン(Piano.):レストランリストも作らないとですね。ライブ直前一番大切なのは鋭気を養う事だと考えてます。

バオツ(Gt.):なのでバンドの皆様、もしツアー中の食事に困ったら、Major In Body Bearのイファンに声をかけてください。顧問として役に立てると思います(笑)

ー日本のファンにおすすめしたい曲はありますか?

〈Smashing the wall of an endless maze〉

バオツ(Gt.):今回のツアーライブ3公演ともセットリストに入ってます。この曲はMajor In Body Bearの特徴とコンセプトを最も伝え易く、メロディーラインから感情や熱量が表現しやすいと思っています。僕にとってはバンドの代表的な曲です。

シードッグ(Ba.):〈Smashing the wall of an endless maze〉は僕が一番好きな曲です。編曲から曲に込めた情感がはっきりしていて、心に沁みる良いストーリーになっていると思います。

〈With my confession, holding the pieces of crimsoned mind〉

バオツ(Gt.):

〈With my confession, holding the pieces of crimsoned mind〉は、アルバム最後の曲です。Major In Body Bearの曲はいつも僕から作曲を始めて、その一部分に対しみんなが少しずつ自分の考えを入れていく感じでやってきましたが、この曲はイーファンがメインで作曲しました。

今までの作品に初EPの「Topic 1: 告白 Confession」とアルバムの「Topic 2: 關係 Relationship」と言う曲があります。この二曲は作品どうしが架け橋として繋がっていて、アルバムコンセプトの要にもなってます。「関係」の根本は「告白」の基盤になっていて、ジャケットビジュアルもそのコンセプトに合わせて曖昧という意味のグレーからクリムゾン(深赤色)にデザインにを変えているんです。

イファン(Piano.):1枚目は「告白」、2枚目は「関係」。そして関西に来ちゃいましたな。(中国語では「關係」と「關西」同音)

バオツ(Gt.):僕は曲名からその間のリンクを作りました。台湾サックス奏者の代表的存在である謝明諺(読み:シェイ.ミン.イェン)先生にゲストアーティストとして今回の作品に参加して頂きました。謝明諺先生はこの曲にサックスセッションを入れてくれて、凄く綺麗なフレーズです。レコーディングしてた時、スタジオ全員が興奮し過ぎて暴動しました(笑)

シードッグ(Ba.):これからのライブでも、謝明諺先生と一緒に出来ればと思います!機会があれば日本のファンにも見せたいです。

〈Topic2: 關係 Relationship〉(Spotify試聴

収録:
1. Chased in desire with bloody smiles
2. Dark night and twisted mind
3. Smashing the wall of an endless maze
4. Dragged deeper with every gasping breath
5. Tearing the heart with dancing fingers
6. Buried sorrow and noisy pavement
7. Placing myself in your sweet dream
8. With my confession, holding the pieces of crimsoned mind

来日情報

< Insufficient Postage > 話梅鹿 Prune Deer Release Aisa Tour 2019
日程:2019 / 11 / 11(月)
会場:東京青山 月見ル君想フ
出演:話梅鹿 Prune Deer (HK)
ゲスト:體熊專科 Major In Body Bear(TW) / AGATHA(JP)
時間:open 18:30 / start 19:30
チケット:adv.¥2500 / door.¥3000 +1Drink¥600
>Live Pocket
) インターネット予約 〔 8月28日0:00~11月10日24:00迄 〕
) 電話予約 〔 8月28日~ 〕

※整理番号順入場

アーティスト情報

體熊專科 Major In Body Bear
Facebook: @shinken2015
Instagram: @majorinbodybear
Twitter: @bear_major

テキスト:KEI(東京兜圈 Megurin’ Tokyo)
撮影:Jeanie Tsai

作者